写真やコンピュータに全く関係のない記事なのですが、福祉大国「スウェーデン」の現状が紹介されている。「スウェーデン・モデルは成功か失敗か」とのタイトル記事で、福祉大国「素顔」を現地ルポ、大変興味深く読ませてもらった。
国民性と一言に言ってしまえばそれまでなのだが、高度成長時代のあのイケイケドンドンでは、もうどうしようもない所に来ているのは明白。責任力とか財源を声高に叫ぶ政党は、毎年毎年赤字国債を発行して今に至っている。その結果がこれである。どこに責任力があるのか。
「若者に夢を・・」などと言うTVCMを見るにつけ、低所得で結婚もままならないと政治力への期待を込めた叫びも、人生相談で終わらせてしまう始末。あまりにも政治家がアホ過ぎる。少子化対策をしても、労働人口(納税者)が増えるのは速くても20年はかかるのだ。
2009年8月30日、日本は大きく舵をきる、歴史的転換を迎えるだろう。庶民の政治感覚はまんざらでもないと思う。しかしこのツケは今まで政治を他人事にしてきた、国民の責任でもあることも忘れてはならない。
【追記】記事紹介した「JBPRESS」に「日本の有権者はリスクを取るべきだ」と題して社説が掲載されている。おおむね頷ける。100%民主党政権が良いとは思わない、高速道路無料化もやり過ぎだ、幾らかは徴収し運営費や補修費に使うべきだろう。ガソリン税も同じ、折角の財源を無にする必要もないだろう。半額くらいにして、徴収した税金で、電気自動車等の充電設備等をガソリンスタンドなり、コンビニなりのインフラ整備に充てるとか。
またもっと進めて規格化を図り、ガソリンを入れるような感覚で、充電されたバッテリーと交換しそのまま充電時間を待つ事なく走り出せるような新しいアイデアが必要だと思う。交換用のバッテリーは暫くの間はガソリン税を使い国の費用で賄う、利用者は充電されたバッテリーに使用料を支払う。エコ減税をこの使用料にも暫く充当し、普及促進を図ると言うのは如何だろうか。
新政権には、柔軟な考えで国民に媚びる事なく頑張って欲しいと切に思う。54年の自民党政権を交代させるのだ、国民も1〜2年で全てが変わるとは思っていない。まずは膿出しからだ。
Mamiya 645 PRO 使用レンズは失念 FUJI RVP