Olympus E-M1, ZD ED 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|10|

  

OM-D E-M1ボディとZD ED 50mmF2.0 Macroレンズでフォーサーズレンズを試してみました。フォーサーズ開発終了宣言をさせたE-M1初搭載、像面位相差AFの実力は中々のものだと思います。長らく碁盤目のコントラストAFフォーカスポイントになれてしまって、ファインダー内の面位相差AFフォーカスポイント表示が新鮮です。AF速度も私的には無問題のスピードです。一つ気になるのは拡大表示でのAF微調整が、フォーカスリングにちょっと触れただけで拡大表示になってしまいます。使い勝手は、E-M5の拡大表示と何ら変わりない敏感さですね。先日12-40mmレンズの使い勝手の改善具合が素晴らしいと絶賛したのですが、これはボディの方の改善ではなく、レンズのピントリングの方の改善のようですね。

〈カメラ撮影機材:OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 〉

Olympus E-M1,M.ZD BCL-1580 (15mm F8) フィールドテスト|9|

  

M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 があまりにも素敵すぎて、着けっぱなしで使ってますが、おいおい他のレンズも試して見ることにいたします。まずは BCL-1580 (15mm F8) から、撮る前から気になってたのがこのレンズにもファインディテールIIの恩恵が受けられるのかという事。常識的に考えると、ボディとの通信端子を持ち合わせていませんから、何のレンズか認識できない訳ですから、無理だろうとは思います。しかし撮った絵は倍率色収差が見当たらないんですよね。ローパスフイルターを完全になくした事で、こういうレンズにも恩恵はありそうな感じがします。これはOMレンズで試してみる価値はありそうです。12-40の安心出来る画に見慣れると、とっても個性的なBCL-1580 (15mm F8)の写り、存在感が増した1本になりそうです。〈カメラ撮影機材:OM-D E-M5 M.ZD ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ〉

Olympus E-M1,M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO フィールドテスト|8|雨天結構

    

防滴のボディ・レンズですから、雨降る中試してみました。E-5の防滴を凌ぐE-M1ですからその防滴性能はオリンパスの折り紙付きですね。撮影中も安心感があり、雨天でも結構な性能と写りを実感できました。

明日は紅葉見物の予定だったのですが、お子ちゃまが急遽入院になりお流れとなりました。先々週は肩の骨にヒビ、今日は昨日からお腹の調子と熱があり病院へ行ったところ、ウイルス検査をしたのですが、結果が出るのに24時間かかるそうで、万が一のウイルス性を考えてと、食事ができないので点滴を兼ねての3日間予定しての判断になりました。

10月末の誕生日に送った新しい自転車にもまだ乗れず、ちょっと厄日が続いているお子ちゃまです。まぁ、何事も経験です(^^;

Olympus E-M1,M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO フィールドテスト|7|水

  

縦グリ追加してみました、EP-13のアイカップが売り切れ表示で注文できず、月曜日の夕方にやっと補充されました。縦グリはお届けまで二週間表示でしたが、水曜日に発送メールが届き本日到着しました。E-M1のグリップだと右手小指が窮屈で、ボディ底にはみ出る場合もあります。また長玉(Sigma APO MACRO 150mm F2.8)を試したところ完全に縦グリ着けた方がバランス良いだろうと思えました。E-M1のデザイン自体縦グリ込みでデザインされたのではないだろうかと思えるほど、しっくり来ました。

E-M1の水の表現、特に最後の光の反射などは、ファインデテールIIにより色ズレがなくスッキリした画が得られました。また、自動露出やホワイトバランスもブラッシュアップされている感じで、自動露出が中々素晴らしくスッキリした色味がでるように思います。解像感も最高に良い印象です。今まではBKTで3カットの露出違いで撮影していたのですが、フラッグシップ機を無駄にバシャバシャやりたくないと言うか、E-M1は単写撮りで、ジックリ撮るようにしました。

Olympus E-M1,M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO フィールドテスト|4|HDR

E-M1の新機能HDRを試してみました。1カット目Normal、2カット目HDR1、3カット目HDR2で撮っています。手持ちで撮りましたので連写時の画像ずれで、ぶれた画像になるのではないかと予想していたのですがちゃんと写りました。どういう仕組みになっているのかわかりませんが、画像のズレがないのが不思議です。メインの画像に露出を変えた他のカットは画像を重ねるのではなく、色情報を反映させているのでしょうか?

HDRボタンを押すとISOは200に固定され、4枚の連写が行われます、4枚目が恐らくプラス補正のカットではないでしょうか、連写の音がクシュ、クシュ、クシュ、クシュ〜〜〜ンみたいな感じで最後のシャッターが長めです。3カット目のシャッター音の後一呼吸あってから、シャッターが閉じられるそんな感じでした。危うく取り終わったと思って、カメラを動かすところでした。

このHDR機能を知った時すぐに考えたのが、風景写真などで緑の木々の葉っぱが黒くなるシーンを、明るいグリーンに出来るのではないかと思いました。そういう目的ではHDR1が自然な感じでありながら、Normalでは黒い部分が明るくなっています。ただ、階調オートとどう違うのだろうと言う気もします。で、最後のカットがHDR1のRAWデータを階調オートで現像したものです。中央の葉が黄色く傾きHDR1の色味とは根本的に異なる事がわかります。

ちなみに4連写されますがRAWデータは1枚のみ記録されています。画像を見るとHDRは反映されていないようです。ベースとなる1枚を撮り、残り3枚はメモリー上に展開し、合成が終わるとJPEGファイルに書き出して、メモリー上のデータは消去される、そんな仕組みではないかと予想しています。

この処理パワーと潤沢なメモリー、バッファ数も驚くほどの枚数が撮れますし、レンズデータも持ってないといけないことなど考えると、かなり贅沢なCPUとメモリーが奢られているのではないでしょうか。ファインデテールIIがOM-D下位機種(E-M5)に搭載されるのか?微妙な気もします。