待ち。

E620発売から3月20日が来れば、早くも丸三年になる。E-1サイズ以上のE-3,E-5をスルーしてきた身としては、まぁ、マイクロではあるが久々のファインダーが付く機種である。悔しいがこの所。そわそわとざわついた感じで気になる。E-XXXの代替えと散々アナウンスされながら、ここまで引っ張られるとは思わなかったな、散々お預けを食らっている分、条件反射的になってはまずいのだが、今日とてもフェイク写真に「おっ、OMまんまやん、レンズ着脱ボタンも復刻したのか・・」などと一瞬呟いていた。

XZ-1に付けたVF-2の使い心地から、少しは動体にも追従してくれる仕掛けがあれば、OVFの代替えも100%とはいかないだろうが、有りじゃないだろうか。使い始めはあまり良い感じは受けなかったが、使い込むうちに慣れも出てきた感じだ。後は最高SSに1/8000”が奢られるかどうかだろう、万が一1/4000止まりなら内蔵NDフイルターが不可欠なのだが、標準ズームのあのF値では必要無しと来るかも知れない。

黄金色の風。

E-1も同行させていたのですが、エントリーの画をチョイスする段階で、選んでしまうのはどうしてもE-300になってしまいます。同じ被写体でも並べて比べちゃうと響いてくる物が全然ちがうんですよね。階調の幅という面ではE-1の方が完全に勝っているのですが、E-300の癖というか個性的な色味がそそります。被写体の色味を正確にとかいうことだったら、E-300は最低機種ですが、何でもない光もシャンデリアに見せてくれる、それは画像エンジンそのもがある種のアートフイルター仕様という感じです。

さて、年始めにフォトパスから届いたメールの話ですが・・

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夕刻のエンジェルロード。

XZ-1モノクロ。もう少し粘りたかったのですがお子ちゃま連れで、退屈しだしたので、30分ほどで切り上げました。こういう大自然のパノラマに時を忘れる程没頭出来るようになるのは、まだまだ先のようです。

さて、今日は久しぶりに第1フィールドを散策し、夕方の空模様次第では権現山に足を運んで見ようかと思います。

2012 E-300 Fast Cut


今日の空。左下、橋の上の方の二つ目の島は軍艦島です。E-1とXZ-1も同行させたのですが、E-300に敵う者はなし。私の中でE-300は、今年も風景担当専属機種になりそうです。

E-1の観た風景。

年末の撮り納めのカットです。操作感に安心と信頼をおける機種はそう多くは無い。これに解像感がもっとあればなぁと・・オリンパスがあんな問題をおこしていなければ、Kodakの特許買って欲しかったな。

青空の行方。

大株主のオリンパス株売り情報が気になります。また、2000億円を超える金額が指定暴力団など「闇経済」に流れた可能性があるとか。これはまずいですね。まぁ、案じてもどうにかなるものでもないので、どうしようもないのですが。明日もこちらは雨模様のようです、天気になったら「青空」撮りに行こう。開発陣の方々に贈るささやかなメッセージを込めて。

揺れる青。

オリンパス問題、今後のシナリオが何となく見えてきた感じがします。一連の報道から株式上場は維持され、利益の見込める内視鏡の医療部門は存続、今回の件とは何の関係もないカメラのイメージング部門が、けじめの代償として身売りし株主や金融機関の機嫌とりをして、再出発かな・・。このシナリオがそのまま本当に実行されるのか、真に止めちゃっていい部門が他にあるだろうにと思うと、無念なのはカメラ開発部隊です。世界シェア70%というオリンパスの内視鏡だけを継続させようという、そういう力だけが働いている感じですね。