KIRON 105mm F2.8 MACRO 実戦テスト3【青】

_A014597.jpg

続いてブルーの空。あっさり系を心配していましたが、このレンズこってり系の描写をするのが確認出来ました。自動露出では3/2絞りほどアンダーの傾向になるようで、絞り込むほど更にアンダーに。コントラストが相当に強いのか、シャドー側が黒つぶれする感じになります。シャドー側の階調分離が悪く出てくる画はE-300にも似た印象を受けます。個性といえば言えなくもないですが、逆光と合わせて心して使わないとその個性も消えてしまいそうです。ズイコーレンズの万能性能が当たり前と思って使うと痛い目を見そうですが、手懐けると手放せない1本になる可能性を秘めているように感じます。ピント合わせも、鳩の目に合ってますのでE-620でも問題はなさそうです。

E-620 KIRON 105mm F2.8 MACRO LR3

KIRON 105mm F2.8 MACRO 実戦テスト2【深緑】

_A014580.jpg

本日テストで実戦撮影してみて解ったのは、逆光にモロ弱そうだと言うこと、そしてハイライトの周りに現れるパープルフリジン。マルチコートがなされてはいるが何分にも古い25〜26年前に作られたレンズ、これは致し方無いですね。AWBがエッと言うほど外すのはレンズのコーティングに関係があるのでしょうか。その分、決まった時の画は、コントラスト・解像感もあり色乗りも良さそうです。若干色に濁りがあるような感じを受けますがかえって好みだったりします。35mm換算210mmの焦点距離も、昔慣れ親しんだ200mmの常用域だったりします、良いレンズに巡り会えたかも知れません。

E-620 KIRON 105mm F2.8 MACRO LR3

KIRON 105mm F2.8 MACRO test

_A294255-1.jpgKIRON 105mm F2.8 MACROのテスト撮りをちゃんとやってみようと思っていたのですが、プリントサーバーのMacが突然死、急遽代替サーバーを立てていたら思わぬ時間を食ってしまいました。
今日の予定が総崩れです。時間もないのですが、やはり気になるきろんちゃん。接写だけやってみました。ネットの評価ではボケが堅いという触れ込みでしたが、これだけ接写だと見極めるのも無理ですね。風景撮りで早く試してみたいところです。アップした画は最短距離による等倍撮影です、見た感じコントラストは充分な感じでボケも素直な印象です。続きに絞りでのバリエーションを貼ってます。(撮影自体がイマイチだ、ここまでアップになると難しい)

続きを読む →

幻のニューフェイス。

_A284212-1.jpg _A284215-1.jpg
ポチッたのは KIRON 105mm F2.8 MACRO OMマウントマニュアルフォーカスレンズ。最短35cmで等倍撮影が出来ます、E-System 使用だと2倍ですね。レンズ構成は6群6枚の絞り羽根8枚。フィルター径52㎜
・全長×最大径102.5×72mm・重量625gと写真で見るよりは小ぶりなレンズです。作りもマニュアルレンズ全盛時代の物らしく、しっかりした作りでテカリのある筐体が逆に新鮮に感じます。キノ精密工業(現メレスグリオ)製のマクロレンズで、日本では販売されなかったようです。某メーカー幻の100mmマクロに変わるポジションとして導入してみました。これで50mm・100mm・150mmのマクロライン完成でしょうか。