MacBook本体がまだ到着しないまま、先に「Parallels Desktop for Mac」が到着。MACに仮想OSをインストールする為のソフトです。この手のソフトはバーチャルPCが有名でしたが、CPU自体も異なっていた事もあり、Winの場合PentiumII程度のスピードしか出ませんでした。MacがIntelCPUに移行し同じCPUを使うWindowsとの相性も良くなり、Windows専用マシンと殆ど変わらないスピードが出せるようで、今回のラップトップ買い替えにあたり、おおいに期待している環境改善の一つです。
appleから無償のバーチャル環境構築として「Boot Camp」も提供されていますが、こちらはPC起動に、起動するOSを選択するもので、複数のOSを同時に起動する事は出来ません。一方今回の「Parallels Desktop for Mac」はMac起動中に他のOSを別ウインドウに起動し、異なるOSを同時に使えるという、夢のPCになるのです。
仕事の原稿がWindowsのエクセルやワードデータで来るのですが、Macで開くと埋め込み画像が表示出来なかったり、レイアウトがずれたりと言った、細かな不具合がありました。場合によっては、Winで開き埋め込み画像を撮り出したりの作業をしなくてはならなくなって、データをWinに送る事から始まり、仕事の流れを止める事もしばしば。
同じPCでこれらの作業が出来るのは、効率から考えると物凄くありがたい事で、他にもサイトの構築や更新・メンテナンスなど計り知れない恩恵を受ける事と期待を膨らませています。
AdobeのPhotoshopやIllustratorなど6月末に、IntelMac対応版がやっとのと発売される運びとなり、これでIntelMacヘの移行を妨げていた問題も無くなり、MacユーザーのIntelMacへの切り替えも大きく進展するものと思います。出版社や印刷会社がOS-9を捨てOS-Xへシステム構築してくれるのを願うばかりです。