「シーラカンス硬骨魚類に属する硬鱗魚のうち古生代から出現ししだいに各地で繁栄しやがて衰えて約数千万年前に絶滅したと考えられていた種類である。これが有名になったのは1983年に一種がアフリカ東海岸で発見された「生きた化石」として世界的に話題となってからである。これは全長1.5m重さ約40kgで各ひれは扇状で基部には肉質の柄があり、体色は青みのある金属光沢で原始的、陸上に住む下等な脊椎動物の先祖に近縁なものと考えられている。1952年にやはりアフリカ東岸とマダガスカル島の間にあるコモロ諸島付近で二尾めが取れて以来その近海の100〜数百メートル位の深海で10尾以上が採捕されたが20世紀後半の地球環境の悪化で他の魚類と共に絶滅した」
|B全(1030×730mm)|リキテックス|面相2号・スポンジ・雑巾|