本日日付が変わってすぐにリストがアップされていました。メーカー情報そのもののようなスペックリストで疑う余地はなさそうです。発表を心待ちにしていた身としては、全容のリークに若干の苛立ちを覚えます。楽しみにしているイベントをぶち壊しやがってと言う気分です。
リストをざーっと眺めて持った感想はハード的には既存のリソースをブラッシュアップしたものですね。最初のリークから画像処理エンジンがTruvePic VIIIであることにちょっと疑問を感じていたのです。なぜにTruvePic Ⅸではないのか?
100周年記念モデルと言うことであえてこれまで開発してきた技術の総決算的な立ち位置になったのか?記念モデル開発にそこまでの開発費が計上出来なかったのか?妄想の域を出ませんが、新機種としてのプロ機開発にしてはファインダーやモニター、シャッターなどE-M1MarkⅡと共用部分が多すぎる印象を受けてしまいました。
しかし開発者魂の意地というかプライドをかけて、同じ部品でもソフト・ハード面含めて進化させているのが判ります。TruvePic VIIIをダブル搭載したことでデータ処理を倍速にし得られたフォーカススピードや「ディープラーニングAI」、新たに開発された「ライブND」そして念願の「手持ちハイレゾショット」の実現等プロ機としてE-M1MarkⅡの実績を元に更に進化させたという印象です。
100周年記念モデルとしてOLYMPUSの魂が入った機種に感じます。そして101年に出る機種E-M1MarkⅢは新たなチャレンジ精神で開発される有機画像センサーを搭載した次なる次元のフラッグシップ機が出ることを期待します。