M.ZD ED 300mm F4.0 IS PROで月

レンズ+ボディのW手ぶれ補正初めての体験になります、長玉の場合ファインダーが大きく揺れると、うにゅーっとした像がワープしたような・・・なんと表現したら伝わるか自信ないのですが、手ぶれ補正で補正しきれなくなったときのファインダー像の繋がりがジャンプというか駒落ちというかそんな感じを受けていました。ところがWISだとその違和感がかなり薄れています。被写体を外しそうなとき、レンズで補正して更に素子側が微調整をしている感じがとても良く伝わってきます。

導入前は300mmを手持ちで大丈夫だろうかと少々不安があったのですが、一度ファインダーを覗けば一瞬にしてその心配は吹き飛びました。もう笑っちゃうくらいぴたっと止まります。テレコンつければ420mm、35mm換算840mmという焦点距離でも手持ちでの不安は全くありませんでした。止まり方も今までのボディ内ISとは、若干違ったフィーリングですね。ファインダーの画像が微動だにしない感じ凄い粘ってるのが判ります。

ただ、35mm換算600mmとか840mmだと、シャッターを押した瞬間にフレーミングがずれる、これが一番の問題に感じます。どういった構えとどういったシャッターボタンの押方がこの影響を受けにくいのか、色々と探る必要がありそうです。

それでもフイルム時代まだISの付かないキヤノンの300mmF4.0で撮っていた時は、殆どが手ぶれによるブレでミスショットを量産していた事からすると、それから比べると信じられないくらいの進化で、6段の補正性能でブレの無い写真が撮れるのは感動です。

M.ZD ED 300mm F4.0 IS PROは「オリンパス史上最高レベルの解像力」とオリンパスの謳い文句、その実力はありそうです。早速ですが多重露出用の月として、キーロックいたしました。

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