OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ |使用感|05

こちらはノーマル現像、中々自然な色味が出ていると思うのですが如何でしょうか。一応PRO機を謳っているフラッグシップ機な訳ですから、癖のないナチュラルな色造りは好感の持てる方向性です。(E-M1MarkⅡでエントリーした画のシャープネスは全て−2で現像しています。)

最近出た話に、もう一つに3層タイプの画像素子(1600万画素)を開発していてフィールドテストしていたらしいですね。商売的に隠し球として次回に回されたのでしょうか。どれ位完成していたのか判りませんが、MarkⅢで登場でしょうか。おそらく3年後でしょうからその間ブラッシュアップして完璧な状態で出てくるとなるとまた楽しみです。

昨日プリセットに登録したのですが、プリセットから選択して、設定をいじっても電源を入れ直すと初期の設定に戻るのですね。ISOを高感度に上げて夜景撮りした次の撮影にそのまま高感度で撮ってしまうと言う失敗がなくなり、初期設定に戻るのはいいです。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ |使用感空色|04

出社中いつものテスト場所に寄る予定だったのですが、生憎の曇天とPM2.5によるのか空気が澄んでいなかったものですから、今日は素通りしてしまいました。しかし会社に近づくにつれ晴れてきて、港に客船が停泊、ちょい寄り道決行です。

レンズは7-14mm f2.8一本しか持ち帰っていなかったのですが、被写体にはぴったりのレンズ選択でした。撮影時はピクチャーモードはNatural設定だったのですが、現像する内にこれはVividでちょい派手モードにした方が、ゴージャスな雰囲気が出るんじゃないかと思い設定変更してみました。

ピクセル数が増えたおかげか、はたまたカラーエンジンの作りの恩恵か無茶な現像でもかなり粘ってくれました。色味に関してはかなり余裕があるように感じました。

操作にも少し慣れてきましたので、通常撮影用のS-AFと鳥撮りようのC-AFを細かく設定変更して、モードダイヤルのC1とC2にそれぞれ割り振りました。機能の多さにもびっくりですが、その設定の細かさにも驚きです、とにかく痒いところに手が届く至れり尽くせりの内容です。思い描く操作感に近づくカスタマイズが出来そうです。ガイド線表示設定で線の表示色を赤系に変えてみたのですが、視認性が増し見た目もおしゃれかっこいい感じで、お気に入りです。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ |夜景使用感|03

高感度はE-M1と比較すると1段分位の改善でしょうか。しかし手ぶれ補正性能もアップしたことでSSが1段〜2段分遅くても大丈夫な印象です。レンズ内手ぶれ補正を搭載した12-100Proだと5秒とかの手持ち撮影も出来るとか。そんなレビューを最初目にしたときは、またまたぁ、それは言い過ぎでしょという感じで、信じられませんでしたがあながちデタラメでもでもなさそうです。マジっすか・・・流水を低速シャッターで撮るあんな写真が手持ちで撮れるなんて、凄すぎますね。

エントリーはISO800でSSは1/2.5秒〜1/3秒です。夜景を1/2.5秒で手持ちとか、これでも私的には凄いです。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ |C-AF使用感|02

昨日シャッター数の表示が出来ないと言っていましたが、操作をミスってみたいです、ちゃんと表示出来ました。

さて、早速試してみたかったC-AF、鳶で挑戦してみました。AFフレームはOLYMPUS推奨の9ブロック(3×3フレーム)です。フレーム内に被写体を捕らえると見事にピントを掴んでくれます。フレームから被写体を外すことがなければ、ピントは追従します、うぉ、こ、これは今までにない快感!実に気持ちいいですね。今まで撮り手の必要としていたスキルなんてあっさり無用にされてしまいました。

積み重ねた技術で撮る楽しさは、うまく撮れたときの充実感があります。それも写真を撮る楽しみの一つですが、カメラが補ってくれると、より作画の方に力を注げるのは確かです。カメラがここまで進化してくると撮るスキルではなく、感性を磨かなければいけませんね。プロの方は本当に大変です。

またC-AF TRも試してみましたが、鳶程度ならAFフレームが鳶を追いかけてくれました。E-M1MarkⅡ、C-AFの進化、もの凄いですよ。オリンパスの開発関係の方々には、改めて感謝いたします。

C-AF常用を考えると、しっかり設定を考えないといけないです。その都度設定メニューからだと面倒です。S-AF用、C-AF用などマイ設定の登録をまじめに考えようと思います。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ |使用感|01

E-M1 MarkⅡぱっと見のボディーはE-M1と何ら変わらないので、新しいボディを手にした時のわくわくとする高ぶりは少なめ、ちょっと残念です。

で、2時間ほど使ってみた感じですが、E-M1の初使い時にAFターゲットがピントが合ってもフレーム枠が光らず、デフォルト設定では光る方にした方が良いのではと言っていたのですが、E-M1 MarkⅡでは光るようになってました、思いが通じたようです。E-M1ではフィールドに出てからあたふたしたのでまずその確認を最初にしました。

シャッターの重さは重くもなく、軽くもなく私には絶妙のチューニングに感じます。シャッター音はかなりおとなしくなってます、電子シャッターでAF合致音を鳴らさない選択にすれば無音でシャッターを切ることも出来ますが、普段の撮影でもほぼ気になることはなさそうです。幼子がくしゃみした時の「くしゅ」といったイメージで、それも超静かなくしゃみ風です。連写時の撮ってる感は半減しますが、これはこれでいいのかなと思います。

フロントとリアダイヤルはテンションを変えてあるようで、シャッタ下のフロントダイヤルの方が少し堅めになっています。常にシャッターに指を掛けてますから不用意に動かないように堅め設定なのでしょうか。ボタン類はE-M1と同じですからE-M1ユーザーは何の迷いもありません。しかし機能が恐ろしく増えていますから、設定メニューのどこに何があるのか把握するのがかなり大変です。

撮影時のISO設定とかAF方式選択とかそういう基本部分の設定変更は、OKボタン押しのコンパネ表示から簡単にアクセスできるのですが、例えば撮影後の確認表示、出荷時は0.5秒なのですが、C-AFで連写撮影しているとシャッターを放した瞬間にこの撮影データ表示がファインダー内に映ります。鳥をファインダーで追っていると鳥を見失ってしまいました。これを0秒にしたいと思ってメニューを見るもどこに有るのかわからず、メニュー内で迷子状態に陥りました。希望の設定がどこにあるのか、これはかなりの慣れが必要になりそうです。音声入力でメニュー内検索して候補をピックアップするなんてことは出来ないものでしょうか。

さて、エントリーしたカットはC-AFで撮りました。E-M1だったら迷うシチュエーションだと思われますが、見事にAF合致し追従してくれました。これは今後に期待が膨らみますね。

ただ、仕事がまだ落ち着かずレビューなど書いている状況でもないのが辛いところですが、出来るだけ撮りにいけたらいいなと思います。

シン・オーエムディー イーエムワン マークツー 導入です。

悩んだ末に新しい相棒は「OM-D E-M1 MarkⅡ」になりました。カメラのフォルム的にはPEN-Fが良いなと思ったのですが。機能的にE-M1 MarkⅡの進化を体感したいという気持ちが勝ってしまいました。PEN-F導入しちゃっても自分の性格からして、絶対E-M1 MarkⅡが気になるのは目に見えてますからね。

E-M1 MarkⅡはボディのみのパッケージですので、想像より小さな箱になっていました。E-M1からデザインが変更されたパッケージの形態も、作りの甘さが感じられましたが、今回のE-M1 MarkⅡの箱の作りは随分とこなれてまして、かっちりとパッケージングされていました。

付属品ですぐに気づいたのがUSBケーブルCB-USB11の接続形状が今までのカメラ附属品と変わっていますね。USB規格がTYPE-Cになってますから、当然と言えば当然なのですが、自宅用に予備が欲しいところです。

一つ注文するのを忘れてしまったのが「大型アイカップEP-13」です。コンタクトレンズ(ハード)使用者ですから、標準アイカップだとアイカップのフチに瞼が当たった場合、コンタクトレンズがポトッと外れて落ちる場合があります。大型アイカップにして目全体をファインダーの中に入れる事で安心して撮影できます。今回唯一E-M1と共通アクセサリーですのでE-M1のを使っておきます。

さっそく、シャッター数を確認しておこうとE-M1で使用できた呪文を唱えたのですが、無反応です。XZ-2同様シャッター数のコマンドはユーザーには開放されなくなったようです。

最初のシャッターは青空をE-1導入と同じ青空を撮ろうと心に決めているのですが、現在良い空ではないので暫くおあずけです(^^;

そこで改善されたとアナウンスされていた「グリップ」なるほどね、これは良くデザインされていますね、初代より大柄になったフォルムは、小指もはみ出ることなく、掴んだ感じもガシッと掴めて、確実にホールドできます。初代は方手撮りの祭不安定な握りになっていたのが、新型は掴み具合が絶妙で、指や手首に変な負担がかかることもなくなっています。

取り敢えずここまで。