遂に帝国は税化へ踏み切りました。単体でのサブスクリプションは月2,200円だそうで、年額にすると26400円になります。これは単体でのアップグレードと等しい金額になり、毎年アップグレードするのと同じ出費になります。初年度こそ軽減税率が適用され1000円ですが、一年を経過すると重税に変わることを覚悟しなければなりません。
現在CS5を使っていますが、それでも地方の印刷会社は未だにCS2や3とかが普通で、データ納品の際はバージョンダウンして収めるの現状です。トータルシステムの安定性を考えるとすぐさま最新バージョンが使える業界ではないですね。
よってMacOS9でのイラストレーター8バージョンが長い間業界標準みたいに生き延びた過去を考えると、このAdobe税導入が地方の印刷業界の現状を考えたら暫くCS5〜6で停滞しそうに思います。必然的にMacOSもLIONもしくはMountain LIONが枯れたシステムとして生きながらえるという結果をもたらしそうです。
既にAdobestoreではPhotoshop等単体でアップグレードは見当たりません。業界の動向を暫く様子見でしょうか。
ちなみに2013年度第1四半期(2012年12月1日から2013年3月1日)の決算では、Adobe Creative Cloudの有料サブスクリプション件数は479,000件とか前年度より153,000件の増加。全世界でこの数字とても受け入れられてるとは思えないのですが・・