フイルム現像タンクの他に必要な機材は、あと3つ。
kingと共にお世話になるのはLPLの温度計・フイルムクリップと1Lが量れるビーカーです。現像をうまくやるには無くてはならない温度計、現像液などの溶解にも決まった温度で溶かすのと、現像時の温度を一定に保つために必需品です。好みもありますが昔使っていた懐かしさもあり、「ステンレス温度計II」を選択しました。
目盛りがビニールコーティングされ使っているうちに目盛りが消えることもありません。また、外側にステンレスケースが施され、現像液を溶く時のカクハン棒にも使えます。そして一番のポイントはステンレスのスライド式目盛り指示、設定したい温度に目盛り指示を合わせておくと(2枚目写真参照)、温度変化が一目瞭然です。夏場は水をはったパッドかボールに、氷を入れることで温度管理をします。(冬場はお湯を用意)
次にフイルムクリップ、これは現像したフイルムを乾燥させる時に、フイルムの上下に取り付け吊るしておく為の物。他でも代用できるかも知れませんが、専用品だけに良く考えられています。乾燥後のフイルムがカールしない為にも必需品です。
1Lビーカーは溶剤を作る時に必要になります。1Lを量るのにペットボトルでも代用できますがカクハンする為に広口の物が必要になりますから、計量とカクハンする容器として必要ですね。
これで機材は揃いました。費用は現像タンク2,800円、温度計920円、フイルムクリップ(2個セット)670円、ポリビーカー(1L)560円のトータル4,950円です。5,000円かかりませんでした。後は、現像液等を貯蔵するのは会長を見習ってペットボトルを利用します。ペットボトルに移す最ジョーゴが必要ですね、これは100均で調達しようと思います。
どうです?!意外と簡単な機材と価格で自家現像出来ると思われませんか。自分で撮ったフイルムを自分で現像する。これはやって見るとハマりますよ、デジタルでは絶対に味わえない、充実感と写真の楽しさに満たされること間違いなしです♪
詳しい購入先等は、「フイルムを月に1本使うの会」会長の手抜き フィルム自家現像のススメに詳しく紹介されています。
E-300 ZD14-54mm LR

