OLYMPUS OM-D E-M5 ファーストインプレッション

発表から発売までほぼ2ヶ月近くは、長すぎますね。まだ一月ほど待たなくてはなりません。

IT media にインプレッションが上がってました。
・三脚穴が光軸上にない、グリップについてる三脚穴は光軸上。
・ツインダイヤルは、人差し指と親指で回す。使用感は中々良い。
・絞り優先AE時は親指側絞り値、人差し指側露出補正。
・キットレンズED 12-50mmにも「L.Fn」(レンズファンクション)キーがあり機能を設定できる。
 2ページ目に1600×1200ピクセルの作例あり。
・「撮像素子は1600万画素のLiveMOSセンサーを搭載しているが、パナソニックのDMC-G3とまったく同じではないという。」
↑この表現気になる。記者がパナソニックのLMOSと思い込んで、パナソニックとは違うと聞けばこういう表現になるし、オリンパスの説明がこの表現だと、DMC-G3改良版と言う事になる。

NIKKEI TRENDY オリンパスの高性能一眼「OM-D」、充実の装備や機能を実機でチェック
・ボディ+レンズキットで640g
・各ボタンのストロークはかなり深め。
 クリック感に欠け、奥まで力を入れて押し込むようにしないと反応しない、製品版で改善望む。
・ダイヤルは確実なクリック感あり、操作感はよい。
・液晶ビューファインダーは精細で、ピントもしっかり確認できる。
・ファインダーの左側面には視度補正ダイヤル
・付属の外部ストロボはカメラ本体からの電源供給で駆動。
・背面モニターのヒンジ部はがっしりとした作り、ヤワな印象は受けない。
 新しいアートフィルター「リーニュクレール」の作例が3ページ目にあり(1600×1200ピクセル)

 

【追記】
OM-D E-M5 Sample まだ1600×1200ピクセルの制限付きのようですが、このSampleはかなりシャキッとしてきたように思います。ファインデテールが増量されてる感じかな!

 

光を求めて。

OM-D E-M5のレンズキットを早々に予約して気分的には一段落していますが、SDカードをどうしたものか悩んでいます。予約キャンペーンでも貰えるようですが、こちらはフォーサーズマイクロマウントアダプターをチョイス予定です。E-M5では15秒程度のイメージ動画も撮り貯めていこうかと企んでいますので少しは速いSDカードを選択した方がいいんですよね。

キャンペーンで貰えるSDカードのスペックはSHU規格対応のUHS-1で最大45MB/秒の読み書きですね。動画を撮るならこれ位のスペックがいるということでしょうか。オリンパスの仕様表にはTOSHIBA Super High speed Class6 が表記されてます。PenシリーズにはすべてTOSHIBAがテスト用に使われているようです。これは静止画用のスペックでしょうかね。

今までCFカードは、Transendのを使って来ましたが静止画に関しては別段不便はありませんでした。しかし動画も撮るとなると、ここはやはりサンディスクが良いのでしょうか?暫く悩みそうです。

悩むと言えばレンズですね、取り敢えずはレンズセットの購入とフォーサーズアダプターとOMレンズアダプターで使えるレンズは色々あるのですがAFを使いたいとなるとね。マイクロレンズの構成をどうしようかこれも悩みどころです。ネットショップの9-18mmは在庫切れ状態になってたりします。

12-50mmのMacro撮影サンプルが以前紹介されていたのですが、これを見る限り中々良いのではと言う感じです。(注意:サンプルはクモ系です)

3日待ち。

美人は3日で飽き、不美人は3日で慣れるといいますが、Olympusのカメラデザインも3日の猶予が必要でしょう。

昨日リーク画が出たOlympus OM-D E-M5、ネットの評価では7割位が、賛美しておられるような雰囲気ですが、私個人の感想としては「美しくない」の一言です。まだ、1日目ですから慣れてないのでしょう(^^;

今まで発売されたE-1以降のカメラデザインで、良くまとめられれいるなと思えるのはE-620ではないでしょうか。小さい中に各ボタンやダイヤルが、誤操作を防ぐ配慮を施した上で無駄なく配置されています。奥行(厚み)を薄く見せるための天板の面取のラインも綺麗に仕上がっています。まさしくフォーサーズの集大成的な存在に思います。

今回のOM-D E-M5はこのE-620より横幅を9mm程短くしたサイズで、厚みも薄くなり、液晶も大きくなった事で、ボタンやダイヤルの配置面積が少なくなっているのもあり、設計の難易度が上がっているんでしょうね。以前開発段階のリーク情報ではE-330をベースとしたような機種もテストされていたという話もありましたよね。OM-Dシーリーズも2ラインとか出る可能性もありそうですね。

さてさて。

オリンパス祭り、これほどの数が一気に発表されたのは久しぶりでオリンパスユーザーとしては、楽しい一日でした。

発表されたE-P3、E-PL3、E-PM13機種共に積まれる影像素子、画像エンジンは同じとのこと、オリンパス設計のスペシャルであることを考えると、機種別に別の素子を発注するよりも、同じものを使う方が製造コストも控えられるといったところでしょうね。更に言えばもっとコストを下げるには、E-5にもこの素子と画像エンジンを搭載し、さらにE-30後継機あたりも出してくれればな。欲を言えばE-620後継機として「ファインディティール処理」と「リアルカラーテクノロジー」の最新画像を体験したいと思うのは、私だけでしょうか。

3機種の主な差別化を見るとE-P3はチルトモニターの搭載が無いことを除けば、多機能機となるE-P3ですが、もう一つ連写性能が秒3コマとE-PL3やE-PM1の秒5.5コマに水を開けられてしまっています。小型化のために新開発したシャッターユニットが要因とのことですが、E-P3に搭載されなかったのは耐久性や精確性の問題でしょうか。それともEVFの性能アップ待ちで、来るEVF内蔵機種のために、秒6コマとかを温存しておきたいとか。。そんな出し惜しみなのかなとちょっと考えてしまいました。

少しすがE-P3による撮影サンプルを見た感じでは、結構濃い色が出てるなと思いました、また、SIGMAのDS1の匂いがすると感じているのですが、多分今出ているものはベータ機あたりのものだと思いますので、量産機で撮られた画像が楽しみでもあります。画像エンジンのチューニングもあるでしょうが、恐らく今までのLMOSの中では、一番リアルな画で、立体感というか被写体の空気感、乾いた感じや、しっとりした感じをも写し込めそう。マイクロやフォーサーズを別にして吐き出す画の質感としては良いなという印象です。

さて。

明日はオリンパスm4/3の発表があると噂されているX day な訳ですが、既にいくつかのリーク情報で半容位は垣間見えます。その中でもオリンパスオリジナル設計の影像素子とか、目を見張る程に速度と精度が進化したAFなどは、とても興味深い情報です。E-5と同等もしくはそれ以上という画質、Canon D5より高速というAF(しかも正確なピント)聞いただけでわくわくしてきます。AF開発でフイルム一眼から撤退したオリンパス開発陣にとっては、感慨深いものがあるのではないでしょうか。その全貌が明かされるのを楽しみに待ちたいと思います。

旅立。

画質的にはイマイチですが、E620+Tokina500mmF8.0による、会社のベランダからの撮影。。いつの間にかもう巣立ちのシーズンになっていたのですね。