E-M1 ファームウエアバージョン3.0 C-AFテスト、途中から雨も降り出し空はこんな感じのグレー1色でした。この状態でも近くにカモメが来たときはグループターゲットを外さない限りは、カモメに吸い付いたような感じでAFし続けるのが、オリンパス機では今まで味わえなかった楽しさでした。
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E-M1 ファームウエアバージョン3.0 C-AFを試す。
撮影に出られたのは、何故か日も暮れだしてからの事。フィールドに着くと初めて見る撮影人が、花の咲く木の前で撮影中です。覗き込むとなにやら光っている鳥がいます。えっ!初めて見る鳥です。急いでバッグからE-M1を取り出し40-150をセット、テレコンを着ける余裕はありません。
カシャ、カシャ?わーーSDカードが入ってないいぃ・・その間もカシャカシャと軽快なリズムで撮影を続ける撮影人。SDカードを挿入して再び撮影に挑みます。しかしAFが迷いまくりなので、MFに切替じっくりとピントを合わせ、シャッターを切る瞬間に飛び立たれてしまいました。
うううぅ。なんということか、ショックです。撮影人が振り返り、あっちの木の所にも良くいますよと教えて下さいました。そうですか行ってみます!と歩き出しながらあの人のカメラ、ライカだったよなぁ、と思ったところで目が覚めました。
光る鳥ってとこでおかしいと思えよと自分に言い聞かせながらも、撮影シーンを夢にまで見るとはストレス溜まってますね。
で、本題の「E-M1 ファームウエアバージョン3.0 C-AFを試す」です。
旧2.2からの3.0へバージョンナンバーがメジャーバージョンとされた意味がひしひしと感じられました。一旦グループターデットでピントを掴むと、被写体の移動に合わせてピントが追従していきます。張り付くというか食いつくというか、コンテニアスAFってこういう感じだよなぁと感無量の気分になります。
どうしちゃったのさオリンパスさん、これって今までのC-AFとは別物という感じで、アルゴリズムをイチから、いやゼロから書き直したんじゃなかろうかと言うほどの変わりようじゃないですか。やっとベースになるものが完成したようです。
今日は天気も悪く光も少なかったので条件は最悪だったかも知れません。そのせいもあってか、遠くの被写体はC-AF中フレームは外してないのに、途中ピンが抜けたりしました。おそらく被写体までの距離が変わり、再AF中ピンを見失っている感じ。グループターゲットの位置も端フェチの性で隅っこの方にしていたのも原因だったかも知れません、位相差AFポイントの範囲が良いのかも感じました。
第一フィールドの展望台、思っていたよりも鳥の姿がなく、場所をいつもの釣り場へ移動、何羽かのカモメ発見です。近くへ来るのを待ちながら集中して撮影、グループターゲットも驚くほど追従してくれました。しかしカメラのモニターで見た感じでは、良かったのですが、PCで確認するとピンが微妙に甘い感じのもありますね。動体の移動にシャッタースピードが遅かった場面もあったように思いますので、次回天気の良い日に確認してみます。
300mmPRO発売前にC-AFの精度を上げてきたE-M1、良い展開になりそうです。
は〜〜。
ピンチ。
禁断症状。
モノクロ風
季節先撮り。
先日の動物園行き、一番の目的は温室での蝶撮影でした。ところが肝心の蝶があまりふ化していなくて、やっと見つけたこの子も高い所に止まっています。20〜30分はこの場にいたでしょうか。やっと近くに止まったところを安全カット的撮影するのがせいぜいでした。M.ZD ED 40-150mm F2.8 PROを思う存分試したかったのですが生憎でした。
本日オリンパスの封筒が届きました、中身はもちろんOM-D E-M5 Mark Ⅱのカタログセットです。表紙を飾るのは本田選手、ページをめくると右ページにど〜〜っと「世界一ブレないやつ。」のヘッドコピーが目に飛び込みます。次のページで5軸手ブレ補正、シャッター部から軍幹部までの超アップボディ写真、防塵・防滴・耐寒と続き、ブレ無しムービーがシネマ品質になる・・・センサーとTruePicⅥの後にやっと40Mハイレゾが登場なのですがその扱いはなんとも小さい。この扱いから多数の機能同等のいち機能というポジションなんですね。
世間の40Mハイレゾショットの反応にもしかしたら本家はびっくりしているのかも知れません。ライブコンポジットだって、ライブタイム・ライブバルブだって、本当はすっごい機能なんですけどこれらの機能搭載時も時ジミーなアピールでした。他のメーカーだったらダントツのPRポイントだと思うのですが、やっぱオリンパスってPRヘタPですよね。ある意味、オリンパスそのものも昔からブレテナイですよ。