E-3発表までの繋ぎ企画[9] E-1に初搭載された画期的なダストリダクションシステム

P9019128_E-1_150.jpgE-1に初搭載されスーパーソニックウェーブフィルター(SSWF)と名付けられたこのごみ取り機能。デジタル特有のゴミ対策に初めて対応した画期的な機能だった訳ですが、他社ユーザーの「そんなの関係ね〜」的な発言に発売当初は相手にしてもらえない感じでした。

E-1自体電源ON時にひっそりと作動しその有用性は忘れられた存在、E-1ユーザーにとってレンズ交換は、室内であろうが野外であろうがお構いなしに交換しています。見事にゴミが写らないのです。ここに貴重なゴミ捕獲画像があります。

過去記事「ゴミの映った確率0.00069%」(かなり前の数字ですので、今だと0が一個多いのでは) 

風が強い日でおそらく粘着質な花粉あたりのゴミだと思います。一度の電源オンオフでは取れませんでしたが、何度か繰り返すうちにちゃんと取れました。

その後3度程ゴミが写った事がありますが、それでもゴミの写るのは年に1度位ですので、オリンパスのごみ取りは完璧と言っても言い過ぎではないと思います。

E-410/510ではスーパーソニックウェーブフィルターも更に進化したようで、他社のごみ取りとは比べ物にならない実力です。

今秋発売デジ一では、全てのメーカーで標準装備となりオリンパスの世界初は、付いてて当たり前にまでに認知された機能となりました。始まりはE-1でした。

E-1 sigma150mm

このらせんのつた、同じつたでも個々の植物とバックで表情が色々ありそう。空中の葉っぱと同様シリーズ化決定です。

 

E-3発表までの繋ぎ企画[8] E-1の縦グリSHLD-2を試す、E-3はどうなる?

P9019085_E-1_150.jpgE-1のバッテリグリップは、他社の方式と異なり、ボディ標準のバッテリー×2と言う仕様ではなく、専用のリチウムイオンバッテリーを使用します。詳細は過去記事のSHLD-2の使用感。を参考に。 


 

その為、専用の充電器を必要としフルセットで販売価格は5万を超えてしまいました。他社は2万円台で導入出来たのですから、割高感は否めません。

実際の使用感は、思った以上に安定感が増し、ブレ軽減効果も。おまけとして数値的な確証はないものの、AFのスピードも速くなったというユーザーの声も聞かれました。

E-3のバッテリーグリップ、デザイン的に良いという物では無いですが、噂の域では、ボディに使用するバッテリー×2、または単三8本で駆動するようで、他社並の価格で登場すればそれなりの進化ではないでしょうか。

反面E-1ユーザーにとっては、形態が変わることで、SHLD-2が使えなくなるのはもったいない気もします。せめてバッテリーだけでも使えればエコなE-3と評価出来るんですがね。システムとして考えたE-システムのはず、1世代で使用出来なくなるのは、うぅ〜ん。

E-1 sigma150mm f2.8 1/320 ISO 400 もうちょっと絞れば良かった..

元画像

気になるデジカメ長期リアルタイムレポート オリンパス E-510【第6回】悩ましい2本の広角ズームレンズ

P9018957_E-1_150.jpg気になるデジカメ長期リアルタイムレポート オリンパス E-510【第6回】悩ましい2本の広角ズームレンズがデジカメWatchに掲載 


今までのE-510のリポート同様、語ることが無いのか第6回は広角ズームレンズの話に終始しています。

まぁ、言わずとしていることはわかります。オリンパス、いやフォーサーズの泣き所は、超広角レンズの選択肢が無いのです。発売当初から単レンズの超広角や、標準の明るい単焦点を希望する声は、ネット上の至る所で叫ばれています。

にもかかわらず、同じ焦点域のズームレンズが数発売されるも、未だ出てくる気配すらないのです。

ネオ一眼ではないのですから、システムとして充実させて欲しいものです。それは、数が出ないからと言う理屈は、通らないのではないでしょうか。

フイルム一眼を作っていたメーカーなのですから、システムとしての一眼とは何ぞやと言うのは、充分ご存知のはず。1〜2年のレンズロードマップでお茶を濁すのではなく、最終的なレンズシステムのロードマップをそろそろ示して欲しいと思います。

E-1発表時「少なくとも30年は続ける」と豪語されたのですから、長期的なシステム図をここは一発出してくださいませ。

E-1 sigma150mm

E-3発表までの繋ぎ企画[7] E-1のカメラ設定E-3にもオリスタ2にも引き継がれるのか。

P9019129_E-1_150.jpg色温度設定のプリセットが豊3000,3300,3600,3900,4000,4300,

4500,4800,5300,6000,6600,7500と予めセットされたこのプリセットはオリンパススタジオ2のRAW現像時とても使いやすいのです。

また彩度設定のプリセットもCM1(R強調)CM2(G強調)CM3(B強調)CM4(肌色強調)CS0, CS1, CS2, CS3, CS4 と記憶色に特化した設定がとても使いやすいのです。

設定次第では、こってりしたコクのある絵から、あっさりしながらも強調したい方向へ色味を振ることも可能です。 

かつてE-300が発売された時、対応すべくオリンパススタジオがバージョンアップされました。しかし上記のE-1カメラ設定の反映が消えてしまいE-1ユーザーから怒濤のクレームが押し寄せ次のバージョンアップで復活されたのでした。

この時の経験からかオリンパススタジオ2にも、このカメラ設定が継承されています。

RAW現像時もカメラ設定と同じ設定が出来ると言うのは、安心感と、色出しの統一が出来るメリットがあり、RAWで好みの色を把握すれば、カメラの設定をその好みの設定にすることでJPEG派にも有効な恩恵を受けるのではないでしょうか。

このE-1独特のカメラ設定、はたしてE-3 にも引き継がれるのでしょうか。私にとっては、E-1後継機種と位置づけられたE-3の立ち位置を知る一つのポイントになります。

E-1 sigma150mm

この空中の葉っぱシリーズ、E-1では初めての撮影。今回はオリンパススタジオ2の設定をちょっとシックな色味に振ってみました。

 

E-3発表までの繋ぎ企画[6] E-1ハイライト側の粘りE-3にも引き継がれるのか。

P9019110_E-1_150.jpgE-410の白飛びは、E-1をのハイライトの粘りを知っているといただけないと思う。しかし、E-410のポジションからすれば、これは白飛び云々を言うのは酷だとも思う、それ程良く写るE-410なのです。 


E-3に、先兵と同じLive MOSが使われる可能性が濃厚な状況から、このハイライト側の粘りをどう克服してくれるのか楽しみ。

噂では二つのデータを合成するのではないかという物までささやれ、フォーサーズファンをヤキモキとさせております。

このハイライト側の粘りが、私の欲しいレベルまで到達していなかったら、E-3はスルーしようと思っています、取り越し苦労であることを願うのみ。この際ソフト補完でも何でもいいから克服してくれと願うのみ。

E-1 sigma150mm

E-3発表までの繋ぎ企画[5] なんだかんだ言っても E-1が好き。

P9018965_E-1_150_2.jpg森林公園の草刈りに唖然としたのも束の間、気持ちを落ち着かせ歩き出すと、いきなり蝶のカップルがラブシーン中。

いつもならバックはグリーンなのでしょうが、左記のような枯れ草で、セピア調の写真が撮れました。まぁ、何事も臨機応変その場の与えられた条件の中で、考えて撮れということでしょう。 

E-1を使うのも同じようなもので、不満はあるけど工夫次第で何とかなる部分もあります。また、そこに面白みを感じる事も出来なくはない…気もします。(^^;

E-1 sigma150mm f2.8 1/640 ISO400
元画像はこちら

 

 

 

E-3発表までの繋ぎ企画[4] なぜ E-1 が使い続けられるのか。

P9019157_E-1_150.jpg一言で言えば

後継機が出ないからです。

と言ってしまえば実も蓋もありませんね。(笑)

今日は仕事のはずだったのですが、運良く原稿が遅れ、空き時間ができました。

この繋ぎ企画の為に久々E-1で撮影をすることに。

ところが、いつものフィールドへ行くと、「無い、草が刈り取られている」P9019101_E410-14-42.jpg

こんな感じでした、もう死ぬ程のショックを受け呆然…気を取り直しいつものように林道を一回り。何とか、草地を探し取り合えず撮影してきましたが、草が戻るのに暫くかかりそうですね。

話を戻して、久々のE-1は、お世辞にも使いやすいという物ではありません。E-410より優れているのは、ファインダーのみやすさ。これは今回の撮影はsigma150mmを付けてオールマニュアルフォーカスで撮影しました。明るくピントの山がハッキリと見えます。

後は、コダックCCDのはき出すコクのある諧調豊かな色に尽きますね。操作性はE-410を使ってしまうと、レスポンスの悪さに苛々。でも、憎めないんですよね。E-3でこの色と諧調出るのでしょうか。

参考までに上記アップ画像の元画像です。
E-1 sigma150mm f2.8 1/125 ISO400 
ノイズフイルターOFF

※100%で見たら、CCDのドット欠けを2ヶ所発見(涙)バッタの丁度上の方に一個と右下の方に一個、まぁオリンパスの場合、コンパネの中の「ピクセルマッピング」と言う操作をすると、隣合ったピクセルから類似色を伏せてくれるようになりますので、「ピクセルマッピング」後ドット欠けが消えれば、問題無く使えます。